BLACK★STAR LEDによる紫外線殺菌について LEDによる高強度のUV-C照射で、より短時間の殺菌を実現します。 UV-C(波長280nm) 殺菌灯(蛍光ランプ)に比べて、LEDが優れている点 ・水銀を使用していないため、環境にやさしく、今後も継続して使用できる (殺菌蛍光灯は、今後値上げや生産中止が予想されます) ・ガラスを使用していないので、破損によるケガをしない (食品工場などの現場で安全が確保できます) ・殺菌蛍光灯に比べて寿命約1.5〜3倍でランプ交換の手間とごみを削減 ・周囲温度による変化が少ないため、冬場、夏場でも安定した殺菌が可能 (殺菌蛍光灯は夏場や冬場の温度変化によりUV照度が半分以下に低下することがあります) 殺菌に必要な紫外線強度について 細菌を99.99%消滅させるのに必要な紫外線(UV-C)の照射量は表1のようになります。例えば大腸菌であれば5,400(μW/cm²)の紫外線を1秒間照射することが必要で、紫外線照度が半分の2,700(μW/cm²)であれば、2秒間の照射が必要になります。また、照射距離を1/2にするとUV照度は約4倍、1/4にすると約16倍になり、殺菌に要する時間を減らすことができます。 殺菌に必要な紫外線量(表1) 菌種 培地上の菌を99.99%消滅させるのに必要な殺菌線量 (μW・SEC/cm²) 変形菌 3,780 赤痢菌(志菌) 4,260 大腸菌 5,400 レジオネラ菌 6,200 緑膿菌 16,500 サルモネラ菌 16,200 黄色ブドウ球菌 9,300 白色ブドウ球菌 9,060 腸球菌 14,900 バレイショ菌 17,900 枯草菌 21,600 タバコモザイク 440,000 インフルエンザ 3,400 VNNウィルス 100,000 日本酵母菌 19,600 ビール酵母 18,800 ウイリア酵母 37,800 ビヒア酵母 38,400 クロレラ 22,000 アオコ 30,000 カビ 緑 39,000 カビ 白 15,000 カビ 黒 333,000 [参考文献]IES Lighting handbook 殺菌効果 大腸菌 UV-C(波長280nm) UV-A(波長365〜405nm) 黄色ブドウ球菌 UV-C(波長280nm) UV-A(波長365〜405nm) 緑膿菌 UV-C(波長280nm) UV-A(波長365〜405nm) [試験報告]UVC:徳島県立工業技術センター UVA:環境衛生薬品株式会社